重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」の課題と研究成果

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概要

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重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」(平成6ー9年度)の課題は、情報科学の援用を得て琉球・沖縄史研究の実証的文献研究に不可欠な各種歴史資料の情報化を進め、その有効利用を図ることである。本研究は、歴史学と情報学の研究者による共同研究によって進められた。本研究で得られた成果は、総合化された「沖縄の歴史情報」データベースで、研究文献情報(約7万件)、史料所在情報、主要史料の全文テキスト(約200MB)、画像データベース(約19GB)及びマイクロフィルム版「琉球史料集成」(約40万コマ)などから成る。また、歴史研究に必要なユーザインターフェース、資料の提供方式、漢字処理等についての研究を行った。本報告では、主に情報学の視点からの課題と研究成果について述べる。
社団法人情報処理学会の論文
1998-10-23

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