足寄町産メスジカの繁殖学的特性(短報)
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概要
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北海道足寄町産のエゾシカで, メスの繁殖学的特性を調査した. その結果, この個体群では, 多くが満1歳で性成熟に達し, 以後ほぼ毎年妊娠することが示された. 排卵後間もない黄体が認められたため, 発情周期は10月末頃から始まることも確認された. さらに, 胎子の性比は統計学的に1:1であること, 出生時体重は6kg程度と考えられること, 妊娠メスの卵巣には高率(77.8%)で副黄体が出現することなども, 明らかになった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1993-10-15
著者
-
大泰司 紀之
北海道大学大学院獣医学研究科生態学教室
-
鈴木 正嗣
北海道大学大学院獣医学研究科
-
大泰司 紀之
酪農学園大学環境システム学部生命環境学科
-
鈴木 正嗣
北海道大学大学院獣医学研究科生態学教室
-
鈴木 正嗣
北大 歯
-
鈴木 正嗣
北海道大学・歯学部・第1解剖学講座
-
大泰司 紀之
北海道大学
-
Suzuki Masatsugu
Laboratory Of Wildlife Biology Graduate School Of Veterinary Medicine Hokkaido University
-
大泰司 紀之
口腔解剖学第1講座
-
Ohtaishi Noriyuki
Laboratory Of Wildlife Biology The Graduate School Of Veterinary Medicine Hokkaido University
-
Suzuki Masatsugu
Laboratory Of Wildlife Biology The Graduate School Of Veterinary Medicine Hokkaido University
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