ケニアの樹木数種の染色体
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ケニアに固有或いは持ち込まれた木本性植物6種について, 若い葉の細胞を利用して調べた体細胞染色体の数と形態を報告する。染色体については, Schinus molle(ウルシ科)について2n=28,Euphorbia cotinifolia(トウダイグサ科)について2n=30,Ficus natalensis(クワ科)について2n=26,Syzygium jambos(フトモモ科)について2n=44,Aulacocalyx laxiflora(アカネ科)について2n=22,Gnidia oppositifolia(ジンチョウゲ科)について2n=14が報告され, このほとんどが初めての報告である。
- 日本植物分類学会の論文
- 1993-08-30
著者
-
荻沼 一男
高知女子大学保育短期大学部
-
戸部 博
京都大学総合人間学部
-
荻沼 一男
高知女子大学
-
加藤 篤
神戸女子薬科大学
-
戸部 博
京都大学
-
マセンゲ S.g.
ケニアナイロビ大学植物学科
-
ジュマ F.d.
ケニアナイロビ大学薬学科
-
荻沼 一男
高知女子大・家政・生活理学
-
加藤 篤
神戸女子薬科大学 生薬化学研究室
関連論文
- ネパール産樹木数種の染色体
- アルカロイド類の過塩素酸ナトリウムを用いるイオン対抽出及びイオン対高速液体クロマトグラフィーによる迅速分取法(:分離(その1))(抽出・吸着分離)
- 1-メチルアデノシン第四級塩とアクア(ジエチレントリアミン)白金(II)の反応 反応機構, 反応生成物の分離および同定
- II-B-20 漢方生薬の臨床的分類 : "血"薬を中心に血小板凝集抑制作用を指標にして
- II-B-11 煎出条件が漢方薬におよぼす影響 : 〓呂薤白白酒湯について
- パプアニューギニア産植物数種の染色体
- 南西諸島におけるハマボッスの染色体多型と地理分布(日本植物分類学会第5回沖縄大会公開シンポジウム講演記録「琉球列島の生物地理学研究-最近の話題と今後の展開」)
- ビャクブ科2属の核形態
- 蘚類数種の細胞学的研究
- アカバナ科における核DNA量の変異と分類学的意味
- クスノキ目における染色体の進化
- クルミ目の核形態と進化(総説)
- 新熱帯産キワタ科3属の細胞学的研究
- パプアニューギニア産植物数種の染色体
- カバノキ科ハシバミ属の染色体基本数の訂正と進化の考察
- matK遺伝子によるカバノキ科の系統解析, 特にOstryopsisの位置について
- Argophyllaceaeの核形態と進化
- カバノキ科 (Betulaceae) の核形態と進化
- Neurada procumbens(ネウラダ科)の核形態
- Carallia, Gynotroches, 及びPellacalyx(ヒルギ科, Gynotrocheae)の染色体の研究
- Nesaea属(ミソハギ科ミソハギ亜科)2種の核形態
- カバノキ科ハンノキ属(Alnus)に二倍体(2n=14)は存在するのか
- 日本産ヒシ科数種の核形態
- エノキ科・ニレ科における核形態の形質進化と類縁
- Eusideroxylon zwageri(クスノキ科)の核形態
- ロイプテレア属(ロイプテレア科)の核形態
- エノキ科とニレ科(イラクサ目)の毛の形態
- 千原光雄(編):藻類多様性の生物学.B5判, 386ページ, 1997年9月20日発行, 内田老鶴圃, 9,000円.
- P.F.B.フォン・シーボルト(著), 大場秀章(監修・解説), 瀬倉正克(訳):『日本の植物』.296ページ, 1996年6月30日発行, 八坂書房, 3600円.
- Rodall,P.(著),鈴木三男・田川裕美(訳):Anatomy of Flowering Plants. An Introduction to Structure and Development. 2nd ed., Cambridge Univ. Press, Cambridge.『植物解剖学入門-植物体の構造とその形成-』1997年4月5日発行, 197pp., 八坂書房, 2,600円(消費税別)
- 栗田子郎:『多様性生物入門-ヒトへの道程』1997年3月3日発行, 236pp., 東海大学出版会, 2,500円(消費税別)。
- 福岡誠行(監修):『ひょうごの野性植物-絶滅が心配されている植物たち』1996年3月29日発行, 221pp., 神戸新聞総合出版センター, 1,456円(消費税別)。
- 沖縄県環境保健部自然保護課(編集,発行):『沖縄県の絶滅のおそれのある野性生物-レッドデータおきなわ』1996年3月発行, 479pp. 非売品。
- 清水建美(著)・梅林正芳(図):『日本草本植物根系図説』1995年2月28日発行, 262pp., 平凡社, 14,563円(消費税別)。
- 河野昭一(編):『世界のエンレイソウ-その生活史と進化を探る』(植物モノグラフシリーズ1)1994年10月25日発行, 95pp., 海游舎, 2,500円(消費税別)。
- 石澤 進, 『ユキツバキを指標とした植物分布-新潟県における日本海要素の分布類型』, A5判, 228頁, 1996年2月15日発行, 学会出版センター, 9500円.
- 外国人編集委員の紹介
- 外国人編集委員の紹介
- 毎年世界で何種新種が報告されているか
- ラカンドニアLacandoniaの花(雄しべと雌しべが逆転した花)の意味
- ケニアの樹木数種の染色体
- ミツガシワ科(キキョウ目)の珠皮の研究
- Tuxtla pittieri(キク科メナモミ連)の染色体
- ケニア産ツリフネソウ属2種の核形態
- サフランの凝固・線溶系に及ぼす影響
- Dicentra spectabilisのアルカロイド細胞と含有アルカロイドについて
- ブラジル生薬の研究(第2報) : 白色トコン
- ブラジル生薬の研究(第1報) : ムイラプアマ
- Kenya Medical Research Institute, KEMRI