電動パワーステアリングの安全性評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電動パワーステアリング(EPS)に異常(フェイル)が生じた場合は,ハンドル自転等の危険度の極めて高い挙動を回避する為にモータへの通電を遮断してノーマル状態(非アシスト)に移行させるが,旋回走行時においてはアシスト停止によりハンドルに大きな路面反力が伝わり,操舵トルクが増大する.EPSの安全性を確保するためには,フェイル時に運転者に与える影響を出来る限り抑えることが不可欠である.本報では,簡易型ドライビングシミュレーターを使ったEPS旋回時安全性評価試験を被験者48人に対して実施し,旋回走行時のフェイルによるアシスト停止が安全性に与える影響の評価と,旋回走行時アシスト停止へのテーリング(徐々にアシストトルクを減じる)処理適用による安全性向上効果検証を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-08-20
著者
-
大須賀 美恵子
大阪工業大学工学部生体医工学科
-
大須賀 美恵子
大阪工業大学
-
佐竹 敏英
三菱電機
-
宮 一普
三菱電機(株)先端技術総合研究所
-
井上 知之
三菱電機(株)先端技術総合研究所
-
堤 和道
三菱電機(株)姫路製作所
-
宮 一普
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
-
佐竹 敏英
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
-
栗重 正彦
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
-
井上 知之
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
-
堤 和道
三菱電機株式会社姫路製作所
-
大須賀 美恵子
大阪工業大学・ロボット工学科
-
大須賀 美恵子
大阪工業大学工学部ロボット工学科
-
宮 一普
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 環境システム技術部
関連論文
- PD-07 相互通信可能なドラフタ型フォースディスプレイに関する研究(一般発表(ポスター&デモ),第37回日本バイオフィードバック学術総会抄録集)
- PD-04 疲労の経時的な変化を捉えるシステムの検討 : Wiiボードを用いた重心動揺の経時的測定(一般発表(ポスター&デモ),第37回日本バイオフィードバック学術総会抄録集)
- 高次脳機能障害患者のための料理行動支援システム(生活メディアセッション,生活メディア)
- 足底圧プレートを用いた高齢者のバランス機能と歩行の特徴の抽出
- マルチモーダルな情報提示とバイオフィードバックへの応用可能性(企画セッション,2.「バイオフィードバックの新しい展開-工学技術の応用」)
- 眼球停留関連電位のP3潜時を用いた認知負担評価に向けて : ICAによるアーティファクト除去の適用
- バイオフィードバックの新しい展開をめざして
- HCII2009若手OS報告
- ヒューマンインタフェースシンポジウム2009報告
- ヒューマンインタフェースシンポジウム2007報告