正規化固有空間への部分射影の幾つかの応用について
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概要
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本稿では文献[2]で提案した正規化固有空間への部分射影の応用例を示す.まず,従来提案したロバスト射影の実現法に対して,この部分射影を適用することにより,処理を効率化できることを示す.また,部分射影およびロバスト射影を認識系の構成に適用した例として,顔認識を取り上げる.次に,部分射影を物体検出に適用することにより,従来の固有空間を用いた物体検出の計算量を大幅に削減できることを示す.最後に部分画像による他の部分あるいは画像全体の連想への利用可能性を示す.これらの例から,提案した部分射影アルゴリズムがコンピュータビジョンの広い分野に応用できることが判る.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-01-16
著者
-
尺長 健
岡山大学大学院自然科学研究科
-
坂上 文彦
名古屋工業大学情報工学専攻
-
坂上 文彦
岡山大学大学院自然科学研究科
-
尺長 健
岡山大学工学部情報工学科
-
坂上 文彦
名古屋工業大学おもひ領域
-
坂上 文彦
岡山大学工学部情報工学科
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