InAsP埋め込み回折格子型1.55μm帯λ/4位相シフト DFBレーザのスペクトル線幅特性

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概要

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現在狭スペクトル線幅特性のDFBレーザを用いた一括FM変換方式による光映像伝送システムが期待されている。DFBレーザの狭スペクトル線幅化には長共振器化が有効な手段であるが、歩留まりの観点からは、ウエハー内でより均一性の高い回折格子の形成が重要となる。一方我々は、簡便な方法でκの高い制御性、および均一性を実現する構造として、InAsP埋め込み回折格子を提案し、1.3μm帯利得結合DFBレーザにおいて優れた特性を報告した。しかし、屈折率結合および長共振器構造での性能は未確認であった。今回我々は、このInAsP埋め込み回折格子構造を新たに長共振器構造1.55μm帯λ/4位相シフトDFBレーザに適用し、線幅の活性層構造依存性について検討を行うとともに、100kHz以下の狭線幅特性を確認したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-08-13

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