分散オブジェクト指向による作業融合支援プラットフォームの構成

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概要

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近年、コンピュータはユーザに対して個人作業空間だけではなく協調作業空間にまで、多彩なサービスを提供している。この様な状況において協調作業を支援するシステムとしてグループウェアがある。ユーザは作業目的別に統合されたアプリケーションを利用することで、効率的に作業を進めることが可能である。しかし、各アプリケーションが独立しているため、アプリケーション毎に操作方法やデータの互換性がない。したがって複数の作業を並行して行うことが困難である。また、近年データの再利用性の点からコンポーネントウェアという技術が注目されている。しかし再利用性は作業結果としてのデータのみに留まっており作業課程などの中間的データは再利用できない。ここでこれらの問題点を解決するべく、使用するアプリケーションの応用能力、作業の再利用性、ネットワーク利用のためのコミュニケーション機能の充実を考慮した新しいプラットフォームを考えた。
1996-09-18

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