砂ネズミにおける雌雄間コミュニケーション音声の解析と検討(聴覚・音声・言語とその障害, 一般)
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概要
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聴覚聴覚系の研究に広く使用されている砂ネズミ(Meriones unguiculatus)の音声に関する研究では, 発声と行動の相関が示唆されているが, 相互の発声によるコミュニケーションについて論じたものは少ない. 相手の音声がある個体の発声そのものに影響を及ぼすとすれば, 聴覚系の研究と対照させることで音声と知覚の関係を探る重要な手がかりになる. 本研究では, 砂ネズミの音声コミュニケーションの中で雌雄間の音声に焦点を当てた. 砂ネズミの求愛音声は他の状況下と比較して発声が連続的であり, 音声ひとつひとつの継続時間も長い. 何より, 異なる周波数帯域で2匹が相互に鳴きあっている様子が確認できる. このような特徴を持つ音声を周波数帯域, 周波数変調パターン, 音声群の時間パターンに注目して解析を行った. また個体内・個体間の比較を元に発声現象の検討を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-02-24
著者
-
力丸 裕
同志社大学生命医科学部
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力丸 裕
同志社大学 生命医科学部
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力丸 裕
同志社大学大学院工学研究科 知識工学専攻 知覚・認知機構研究室
-
鍋谷 有美
同志社大学大学院工学研究科 知識工学専攻 知覚・認知機構研究室
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