標的接近時におけるコウモリの認知精度距離の変化
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概要
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コウモリが標的をどのように知覚しているのかについて明らかにするためには, エコーロケーション時におけるコウモリの注目方向を1つの標的に集中させて観測することが有効であると考えられる. そこでターゲットとして大きさ, 形状等の単純な球を振り子状にして, 静止しているコウモリに接近させた. その結果, コウモリがパルスを放射する毎に標的が移動する距離を標的認知距離と定義することで, 標的距離に応じて, 我々の感覚量と同様に20dB/decの割合で, 認知精度距離を連続的に変化させていることがわかった. このことからコウモリは標的距離に応じて, 認知精度距離を柔軟かつ効率よく変化させ, エコーロケーションを行っていることを確認することができた.
- 2005-01-21
著者
-
渡辺 好章
同志社大学生命医科学部
-
力丸 裕
同志社大学生命医科学部
-
飛龍 志津子
同志社大学大学院工学研究科
-
力丸 裕
理化学研究所フロンティア研究システム思考機能研究グループ
-
力丸 裕
同志社大学 生命医科学部
-
林 良恭
台湾東海大生物
-
Lin L‐k
Tunghai Univ. Taichung Twn
-
Lin L‐k
台湾東海大学
-
Lin Liang-kong
Laboratory Of Wildlife Ecology Department Of Biology Tunghai University
-
林 良恭
東海大学生物学系野生動物生態学研究室
-
Lin Liang-kong
東海大学野生動物生態研究所
-
Lin Liang-kong
Laboratory Of Wildlife Ecology Department Of Life Science Tunghai University
-
Lin Liang-kong
Zoological Laboratory Faculty Of Agriculture Kyushu University
-
Lin Liang-kong
Department Of Life Science Tunghai University
-
LIN Liang
台湾東海大学野生生物生態学研究室
-
桂 幸司
同志社大学工学部
-
LIN Liang-Kong
台湾東海大学
-
力丸 裕
同志社大学大学院生命医科学研究科:同志社大学バイオ・ナビゲーション研究センター
-
飛龍 志津子
同志社大学大学院生命医科学研究科:同志社大学バイオ・ナビゲーション研究センター
-
力丸 裕
同志社大学工学研究科
-
桂 幸司
同志社大・工
-
渡辺 好章
同志社大学
-
Lin Liang‐kong
Laboratory Of Wildlife Ecology Department Of Life Science Tunghai University
-
飛龍 志津子
同志社大学 生命医科学部
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