意思付多重署名方式についての研究
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概要
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署名者の意思を反映する事ができ, しかも効率的で安全性の証明も可能な意思付多重署名方式を提案する.署名者の意思とは, 各署名者が文書に署名する際, 新たに付加して送ることのできるある種の情報である.しかし現在までに, 効率性を悪化させることなく新たな情報を付加することのできる多重署名方式は未だ提案されていない.まず, 既存の多重署名モデルを利用しこの概念を実現する方式をPrimitiveモデルと呼び, その後, 署名サイズや検証コストにおいてPrimitiveモデルよりも優れた方式を意思付提案意思付多重署名モデルとして提案する.この意思付多重署名方式のベースとなる意思付複数ラウンド認証方式が健全性とゼロ知識性を兼ね備えているならば, 安全性を証明することができる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-18
著者
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