確認者と署名者による対話型署名

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
否認不可署名 ([1,2]) は署名者の協力をもってのみ署名の検証をおこなうことのできる方式である. しかし, この方式は署名者の協力が得られなかった場合, 署名の受信者にとってその署名は意味のなさないものとなってしまう. 確認者指定署名 ([3]) は否認不可署名のこの欠点を解決するものである. これまでに提案されているほとんどの確認者指定署名方式 ([3,4,5,6]) は署名者が確認者の公開鍵を用いて署名をおこなうことによって確認者を指定している. しかしこの署名生成法は確認者の許可なく署名を生成することを意味する. 我々は署名者は署名を生成する際, 確認者の許可を得る必要があると考える. 本論文では確認者の許可なく署名を生成することができない対話型署名生成を提案する.
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-03-16

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク