プラスティックセルアーキテクチャへのアレイ型論理マッピング手法
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概要
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近年布線論理のみによる汎用計算機構としてプラスティックセルアーキテクチャ(PCA)が提案され注目されている。PCAは機能回路が構成される可変部と機能回路の生成消滅や機能回路間の通信を行なう本能部の2層からなる。このうち可変部は互いに隣接したセルとのみ接続可能な2次元アレイ構造からなる。この可変部上に回路を構成する手法として、マッピング・配置・配線を別々に行なう従来の手法も考えられるが、PCA可変部セルでは配線もセルを用いて行なうためこれらを総合的に最適化する必要がある。そこで本稿ではアレイ構造の特徴を生かし、マッピング・配置・配線の過程を統合し総合的な最適化を行なうアレイ型論理マッピング手法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-10
著者
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中村 行宏
立命館大学 総合理工学研究機構
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中村 行宏
京都大学大学院情報学研究科
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泉 知論
京都大学大学院 情報学研究科 通信情報システム専攻
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中村 行宏
京都大学大学院工学研究科
-
菅 竜二
京都大学 大学院 工学研究科
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菅 竜二
京都大学大学院工学研究科
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泉 知論
京都大学 大学院 情報学研究科 通信情報システム専攻
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