自動車運転者へのバーバル情報伝達のための時空間皮膚電気刺激パターン

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概要

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現在、ITS(高度交通システム)において、交通事故防止のためのドライバー警告システムの開発が進んでいる。そこで、ドライバーへの危険警告のための皮膚電気刺激を用いたバーバル情報伝達方法の提案を本研究の目的とする。伝達するバーバル(言語)情報は、例えば「右に車」という、方向に関する情報と事故原因になりえるものに関する情報の2つを組み合わせた警告情報である。直感的に識別、理解できるよう仮現運動を利用して、2チャンネル電圧パルス列からなる刺激パターンを設計した。それぞれの情報が刺激パターンに意味として割り当てられている。1つめを方向情報、2つめを事故原因情報と規定した、時系列の2つの刺激パターンによりバーバル情報を表現する。心理物理実験により、本研究で提案した方法が、実用上必要な精度を実現できる可能性があることを示した。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-03-12

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