NTT武蔵野研究開発センタ新音響実験棟について
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概要
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NTT武蔵野研究開発センタの主要音響実験設備である無響室および直方体残響室は、建設から約30年が経過していた。これらの音響実験設備を更改すべく、新音響実験棟の建設が実施された。各実験室の設計に当たっては、市街の暗騒音レベルの上昇に対応するための遮音性能の向上を始め、旧設備の仕様を見直し、音響的性能の向上を図った。無響室には、遮断周波数50Hzの吸音くさびを設置し、20000Hzまで逆二乗特性からの偏差±0.5dB以内が実現された。内室の暗騒音レベルは空調稼動時に-2dBAが実現された。残響室の残響時間は125Hzで約29秒、500Hzで約15秒が実現された。内室の暗騒音レベルは、18dBAであった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-14
著者
-
清原 健司
日本電信電話株式会社 NTTサイバースペース研究所
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金田 豊
NTTヒューマンインタフェース研究所
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清原 健司
NTTヒューマンインタフェース研究所
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金田 豊
Ntt Cyber Space Laboratories
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小島 順冶
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
Kiyohara K
Ntt Cyber Space Laboratories
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