Geotensity: 幾何輝度拘束による3次元形状獲得
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概要
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物体の3次元形状を単一カメラによって自動獲得する手法について提案する. 原理的には物体の動き情報に基づいて対応づけ問題を解くことが重要なポイントとなるが, 対応づけに一般に利用される拘束条件は, "画像の対応する部分の輝度が等しい"という等輝度の拘束である. しかし, 光源に対する物体の動きに伴って表面の輝度が変化してしまうときこの拘束は必ずしも成り立たず, ここでは姿勢変化を伴う物体の4枚の画像の間に幾何的かつ輝度的に成り立つ拘束条件としてGeotensity拘束を新たに導入し, 3次元形状の獲得が単一光源下で可能であることを理論的に示す. この際, 物体はLambertian表面をもつ剛体を対象とするがテキスチャーは必ずしも必要ではない. 実際の例として顔画像に拘束条件を適応し, その表面形状の獲得を試みる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-12-19
著者
-
渡辺 睦
東芝関西研究所
-
渡辺 睦
(株)東芝 関西研究所
-
牧 淳人
(株)東芝研究開発センター
-
渡邊 睦
鹿児島大学工学部
-
Wiles Charles
Canon Research Centre Europe Ltd
-
Wiles C
Anthropics Technol. London Gbr
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