Geotensity拘束による3次元形状獲得
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概要
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単一カメラによって運動物体の3次元形状を自動獲得する手法について提案する.時系列画像間で対応付け問題を解くことが原理的な課題となるが, 光源に対する物体の姿勢変化に伴って表面の見掛けの輝度が変化してしまうため, 「画像の対応する部分の輝度が等しい」という一般的な等輝度の拘束は必ずしも成立しない.本論文では, この対応付けを正確に行う拘束条件として, 4枚以上の画像を幾何学的かつ輝度的に関係づけるGeotensity拘束を新たに導入する.まず, これにより単一光源下で3次元形状の獲得が可能となることを示し, 複数光源下においても, 画像の輝度空間を複数の部分輝度空間へ数学的に分離することによりGeotensity拘束が適用できることを示す.合成画像及び実画像を用いた実験を通して以上の手法の有効性を検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-08-25
著者
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