光源方向の推定とGeotensity拘束による3次元形状獲得
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概要
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単一カメラによって運動物体の3次元形状を自動獲得する手法について提案する.原理的に複数の画像間で対応づけ問題を解くことが課題であるが, 物体の姿勢変化に伴って対応すべき表面の輝度が変化してしまうことが従来よりその対応づけを難しくしていた.本稿ではこれに対し, 最近提案されたGeotensity拘束を導入し, 単一光源下で4枚の画像を幾何的かつ輝度的に関係づけた奥行き探索を行う.特に, この枠組の中で新しく画像のみから光源方向が推定可能であることを示す.また, これにより物体表面の法線ベクトルが計算可能となるため, その結果を利用して奥行きの推定精度を向上させる方法を考案する.この際, 物体は完全拡散表面をもつ剛体を対象とする.本稿では以上の提案手法の有効性について実験を通して検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-13
著者
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