輝度部分空間を用いた運動物体の分離
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概要
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画像間の対応点群を独立に運動する物体ごとに分離する問題に対し, 輝度部分空間の概念の導入による解法を提案する.まず, 各物体上のサンプル点の輝度の軌跡が, 3次元以下の線形独立な部分空間を張ることを示す.これによりサンプル点群のクラスター分類が, 輝度部分空間の分離によって数学的に可能となる.実際の分離にあたってはLambertian反射モデルにおいて有効なSurface interaction matrixの利用を提案する.また, 物体分離の手法としてサンプル点の座標の解析に基づく因子分解法を利用する方法が既に提案されているが, サンプル点の座標が決まれば輝度も得られるため, 座標と輝度の解析を組み合わせることで分離の安定化を図る.実験を通して有効性を検証する.
- 2001-11-08
著者
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牧 淳人
(株)東芝研究開発センター
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服部 寛
(株)東芝関西研究所
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服部 寛
(株) 東芝 研究開発センター
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服部 寛
(株)東芝 研究開発センター
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服部 寛
(株)東芝
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服部 寛
株式会社東芝研究開発センター
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