3次元インタフェースによる実物体とのインタラクション(ヒューマン情報処理及び一般)(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)大会)
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概要
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画像情報から人間の手や腕の3次元位置をリアルタイムに認識することにより,実物体を直接ポインティング可能なインタフェースを提案する.従来,非接触かつ非装着で人間の動作を認識しポインティングする方法として,自己画像を含む入力画像上にアイコンを表示し,ユーザが自己画像を見ながら2次元のディスプレイ上でアイコンに触れることでコマンドを指定する方法があった.本稿で提案するインタフェースは,実空間中の任意の3次元位置や実物体自身を手(腕の方向)により指し示せる3次元ポインティングを可能とする.また,非装着,非接触で,腕方向により離れた物体を指し示すという自然な動作を用いるため,あたかも実世界との直接的なインタラクションを行っているかのような感覚で操作可能な直感的実世界インタフェースを実現できる.また我々は,本手法を実装したプロトタイプシステムを構築した.本システムでは,ポインティングした実物体に対するインタラクション手段として,赤外線リモコンを組み合わせることにより,本インタフェースを用いてユーザが指し示した物体(家電機器等)を実際に操作することが可能である.本稿では,提案手法の詳細及びプロトタイプシステムによるポインティング動作の実現について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-03-11
著者
-
佐藤 秀則
Nttマイクロシステムインテグレーション研究所:nttサービスインテグレーション基盤研究所
-
細谷 英一
NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
小野澤 晃
日本電信電話株式会社nttマイクロシステムインテグレーション研究所
-
細谷 英一
日本電信電話株式会社NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
北端 美紀
日本電信電話株式会社NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
佐藤 秀則
日本電信電話株式会社NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
原田 育生
日本電信電話株式会社NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
細谷 英一
千葉大学工学部情報工学科
-
原田 育生
Nttマイクロシステムインテグレーション研究所:(現)nttエレクトロニクス株式会社
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