客観視を利用した共有空間における指示操作性の評価
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概要
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筆者らは,相手映像と自己像から合成した共有空間映像を用いて遠隔対話に利用するミラーインタフェースの研究開発を進めている.本発表では,正面だけでなく横や斜めなどから撮影した自己像を用いることにより,客観的な視点から見た共有空間映像を生成する方法を提案する.本手法では,カメラ位置などの調整により,共有空間映像内では常に両者が向き合った合成映像を表示できる.自己像として正面の鏡像を用いると画面上の指示がしやすいことが知られているが,正面以外の視点からの自己像を用いた場合の指示しやすさについては検討されていない.そこで,本手法を用いて,被験者実験を行い,画面上の位置を指示する課題に対する操作時間を測定することにより,視点角度と指示しやすさについて評価した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-11-29
著者
-
小野澤 晃
NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
細谷 英一
NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
小野澤 晃
日本電信電話株式会社nttマイクロシステムインテグレーション研究所
-
細谷 英一
日本電信電話株式会社NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
原田 育生
日本電信電話株式会社NTTマイクロシステムインテグレーション研究所
-
細谷 英一
千葉大学工学部情報工学科
-
原田 育生
Nttマイクロシステムインテグレーション研究所:(現)nttエレクトロニクス株式会社
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