3次元感情モデルに基づく表情分析・合成システムの構築
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概要
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これまで5層ニューラルネットの優れた恒等与像能力を用いて人間の顔に表出される感情状態を空間的に表現しこの空間を「3次元感情空間」(3次元感情モデル)と呼ぶことで表情から感情空間及び、感情空間から表情への両写像を実現するためのシステムの構築を行った。しかしながら、感情空間から表情への写像にはその心理学的妥当性がないこと、感情空間への入力は表情パラメータであることや例え表情から感情空間への写像を実現したとしても、その心理学的意味が明解でないことなど多くの問題を抱えていた。そこで、感情空間の心理学的妥当性を確認するために心理学実験を行い、入力顔画像から表情パラメータの推定を行った上でユーザの顔画像から感情状態を把握可能なシステムの構築を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-06
著者
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