降雨強度実効空間相関特性に与える雷雨の影響の検討
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概要
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全世界的に適用出来る降雨減衰推定法の開発がITU-R(国際電気通信連合無線通信セクタ)研究委員会を中心に進められている。1993年に研究課題が修正され、降雨強度以外にどのような気象パラメータが推定法に影響するかの研究が開始された。本報告では、地上回線をとりあげ、新たに23ヶ国, 41地点/118データセットからなる地上回線降雨減衰データベースを作成して検討した結果、我が国で広く用いられている森田・樋口法に含まれる降雨強度空間相関係数が気象パラメータの有望な候補であること、またこの空間相関係数には「雷雨率」と「年総雨量」の影響が大きいことを明らかにしている。
- 1994-07-15
著者
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鈴木 正清
北見工業大学情報システム工学科
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細矢 良雄
北見工業大学工学部電気電子工学科
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細矢 良雄
北見工業大学工学部
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細矢 良雄
北見工業大学
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鈴木 正清
北海道大学電子科学研究所電子情報処理部門
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鈴木 正清
北見工業大学
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松岡 弘之
北見工業大学
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松岡 弘之
北見工業大学電気電子工学科
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