最大尤度方位推定のための効率的な繰返し算法について(スマートパーソナルシステム, 一般)

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概要

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本報告では, 最大尤度方位推定のための交互射影(AP)法について, 等間隔直線センサアレイを用いる場合の改良を示す.AP法では, 二つ以上の推定方位が接近すると, 評価関数が不定になることから生じる数値的不安定性のために, 解が振動することがある.この振動は, 繰り返し計算の終了条件を複雑にする.本報告では, AP法の評価関数の既約形を導く.この既約形を用いれば, 解の振動が抑えられるだけでなく, 繰り返し計算の単位ステップ当たりの計算量のオーダが低下し, 計算が効率化される.また, FFTやニュートン法などの勾配法が利用でき, さらに効率化することができる。
2005-06-09

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