ハイパーコラム間の相互結合による群化過程の説明

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概要

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視覚領の17野はハイパ-コラム構造をしており、ここで様々な情報処理が行なわれている。本研究では、群化のあるものが17野において行なわれていると考え、これを説明することのできるハイパ-コラムのニュ-ロンの相互結合のモデルを提案する。ハイパ-コラム間に持たせた協調的な結合は関数で表され、これにより、Wertheimer(1923)の挙げた群化の諸要因の内、1)近接の要因、2)類同の要因、3)良い連続の要因の3つが組み込まれる。また、ハイパ-コラム内の競合的な構造は、群化を行なう方向を選択する。シミュレ-ションによりモデルが人間と同様の群化を行なうことが確認された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-03-24

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