サッカード適応時の振幅 : 最高速度特性
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概要
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我々は既に3種類のサッカードにおいて,視標ステップによる適応が選択的に生じることを明らかにしてきたが,今回,この時のサッカードのダイナミクスを調べるために,振幅-最高速度特性(主系列特性)の変化を検討した.ジャンプ視標に対するサッカード,及び定常視標に対するサッカードでは,ゲインを減少させる適応の前後で,主系列に変化はない傾向を示した.これは,これらの適応がサッカードのダイナミクスに変更を加えずに機能することを示唆する.一方,記憶依存性サッカードにおいて,ゲイン減少適応の前後で,主系列に変化が生じている可能性が示唆された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-17
著者
-
皆川 双葉
通信総合研究所
-
藤田 昌彦
郵政省通信総合研究所
-
藤田 昌彦
法政大学工学部経営工学科
-
皆川 双葉
郵政省通信総合研究所
-
雨海 明博
電気通信大学大学院情報システム学研究科
-
藤田 昌彦
通総研
-
雨海 明博
科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業
-
雨海 明博
電気通信大学大学院
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