適応の転移から見たサッカードの種類の検討
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概要
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サッカード中に視標を一定の規則で移動させることを繰り返すと最初から最終視標の位置へのサッカードが生じるようになることを, サッカード適応と呼ぶ.サッカードは, 視標の呈示の仕方や被験者への指示の仕方によって、いくつかに分類できる.ある種のサッカードにおける適応が他種のサッカードに, どの程度転移するかという度合いによって、サッカードの種類を分類することが可能であると考える.本報告では特に2つの視標の重なり時間が一定以上のオーバーラップ・サッカード(O-sacc)と定常視標に対する視覚誘導内発性サッカード(VI-sacc)に関して, 両者が同一とみなせるかどうかを他種のサッカードも含めた適応の転移率から検討した結果について検討する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-15
著者
-
青木 美奈
独立行政法人情報通信研究機構
-
青木 美奈
郵政省通信総合研究所
-
藤田 昌彦
法政大学工学部
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藤田 昌彦
法政大学工学部経営工学科
-
藤田 昌彦
法政大学工学部 : 科学技術振興事業団戦略的基礎研究
-
藤田 昌彦
通総研
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