指示動作の定量的評価に関する基礎研究

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概要

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発表技能の一つとして指示動作は重要である。その技能獲得のための練習では、指示動作を適切に評価・フィードバックするシステムがあれば、練習の効果が向上する。そこで本研究では、発表技能訓練システムの中核をなす指示動作の定量化に関する基礎的検討を試みた。第一段階として、指示動作中の画像から受信情報を推定する基本的な「視聴者モデル」を作成した。これは指示棒先端から最も近いシンボルを抽出し、これを受信情報と推定するものである。このモデルを用いて被験者の指示動作の認識実験を実施した。その結果、発表者が指示していたシンボルと比べての平均一致度は71%という妥当な結果を得た。また本研究では、将来の発表技能訓練システム作成のための検討も行った。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-06-26

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