秋元湖におけるコクチバスの生殖周期
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概要
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福島県秋元湖に生息するコクチバスの生殖腺周期を調査した。雄では4〜7月と9〜12月において精子又は精細胞がみられたが,GSIの低い8月には精母細胞が多く観察された。雌では4〜6月と10〜12月において周辺仁期と卵黄球期の卵母細胞がみられ,GSIの低い7〜9月には卵黄球期の卵母細胞の割合が減少した。Testosteroneと17,20β-dihydroxy-4-pregnen-3-oneの血中量は,雌雄共に5月にピークを示した。本種は春から初夏にかけてが主な繁殖期であるが,秋以降も一定の成熟度を保つことがわかった。
- 社団法人日本水産学会の論文
- 2004-11-15
著者
-
棟方 有宗
宮城教育大学教育学部理科教育講座
-
伏谷 伸宏
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
会田 勝美
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
会田 勝美
東大院農
-
棟方 有宗
東京大学大学院農学生命科学研究科:日本学術振興会
-
山家 秀信
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
北村 章二
(独)水産総合研究センター中央水産研究所内水面研究部日光庁舎
-
伏谷 伸宏
東京大学 大学院
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