ウナギ催熟過程におけるサケ生殖腺刺激ホルモン投与後の体重変動(短報)
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概要
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ウナギにサケ生殖腺刺激ホルモン(sGTH)を毎週繰り返し投与し,sGTH投与後の体重変動の詳細および生殖腺水分音量,卵径の変化を調べた。雌では,体重はsGTH投与後増加した後,減少するという変動を繰り返した。雄では,明確な体重変動はみられなかった。生殖腺の水分合量は雌,雄ともにsGTH投与により増加し減少した。卵径は増加したままであった。以上の結果から,sGTHの投与が体重の変動や生殖腺の水分合量の変化を引き起こしていることがわかった。
- 社団法人日本水産学会の論文
- 2003-11-15
著者
-
会田 勝美
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
会田 勝美
東大院農
-
鈴木 譲
東大水実
-
川添 一郎
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
金丸 明希子
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
佐藤 成美
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
鈴木 譲
Fisheries Laboratory, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo
-
鈴木 譲
東京大学大学院農学生命科学研究科附属水産実験所
-
金丸 明希子
東京大学大学院農学生命科学研究科:(現)キョーリンフードエ業(株)
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