広瀬川中流域における水温の日周・季節変動 : 水温変化が魚類の分布・生息に及ぼす影響
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概要
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2004年1月に広瀬川中流域の郷六〜三居沢地区の4地点に温度計ロガーを設置し,水温を5分ごとに周年にわたって計測した.水温は,8月に最高値(28.2℃),1月に最低値(0.03℃)を記録した.また水温の変動幅は,6月に最高(4.0℃),1月に最低(1.6℃)となった.三居沢水力発電所からの放水が流れ込む広瀬川の上流側と下流側では,9月に最大で約4℃の水温差が生じたことから,魚類などの水生生物への影響が考えられた.
- 宮城教育大学の論文
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