皇居道灌濠における雌性発生ギンブナクローンの識別と分布
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概要
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1996-1998年の皇居の上,中および下道灌濠で得たギンブナ201個体は三倍体(196)と四倍体(5)であり,それらの内,性判別を行った個体はすべて雌であった。DNAフィンガープリン卜分折の結果,7クローン(I-VII)が識別され,他に8個体が個体特異的パターンを示した。各クローンの出現頻度は年と濠により異なったが,クローンIが最も優占的であった。三倍体クローンIとVIは広島県黒瀬用のクローン8と6と各々同一であった。三倍体クローンIと四倍体個体のDNAフィンガープリントは酷似し,四倍体は三倍体から生じたものと示唆された。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2003-03-15
著者
-
西村 大介
広島大学大学院生物圈科学研究科
-
海野 徹也
広島大学大学院生物圏科学研究科
-
前田 克明
広島大学大学院生物圈科学研究科
-
荒井 克俊
北海道大学大学院水産科学研究科育種生物学講座
-
荒井 克俊
北大院水
-
海野 徹也
広島大学生物圏科学研究科
-
Umino Tetsuya
Hiroshima Univ. Higash‐hiroshima Jpn
-
Morishima K
Graduate School Of Fisheries Sciences Hokkaido University
-
中川 平介
広島大学大学院生物圏科学研究科
-
海野 徹也
Graduate School Of Biosphere Sciences Hiroshima University
-
Umino T
Hiroshima Univ. Higashi‐hiroshima Jpn
-
Nakagawa H
Hiroshima Univ. Hiroshima Jpn
-
前村 浩隆
広島大学大学院生物圈科学研究科
-
森島 輝
北海道大学大学院水産科学研究科
-
張 全啓
中国海洋大学海洋生命学院
-
森島 輝
Graduate School Of Fisheries Sciences Hokkaido University
-
荒井 克俊
北海道大学大学院水産科学研究科
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