教育の情報化と学校におけるリスクアセスメントの必要性に関する考察 : 学校, 教育委員会, 市情報課等を対象とした実態調査にもとづく問題と課題の検討
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概要
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学校の情報環境の充実にともない, 情報機器の有効活用と同時に情報化のリスクについてアセスメントを行い, 対策を取る必要がある.本研究では3つの市の学校, 教育委員会, 情報課等を対象に, 個人情報の取り扱いに対する実態調査を行った.そこから, 教委と学校管理職の, 個人情報の取り扱いに対する意識の重要性や, 教育情報センター等からの教職員への啓発活動などの重要性が知られた.また, 情報の適切な公開のための課題として, 学校で, 自己情報コントロール権を尊重したインフォームドコンセントの取り組みを進めることが有効であることを論じた.さらに, 個人情報についての学習する機会を, この取り組みが, 提供することになることを論じた.
- 日本教育工学会の論文
- 2005-03-20
著者
-
小川 裕之
足利市立北中学校
-
大谷 尚
名古屋大学教育発達科学研究科
-
長谷川 元洋
金城学院大学現代文化学部
-
大谷 尚
名古屋大学大学院教育発達科学研究科
-
長谷川 元洋
金城学院大学
-
大谷 尚
名古屋大学
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