グループ作業分析に基づく協調作業支援機能の提案
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概要
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従来の工学的なシステムデザインには、技術指向的デザイン、アナロジカルデザイン、直観的なデザインなど種々のデザインアプローチが用いられてきた。CSCWの構成要素の一つはグループ(人間)であり、グループの振る舞いを理解し、グループに関する理論、所謂、利用者指向のテザインアプローチをとることが重要であると考える。本稿では、よりよいグループウェアシステムのデザインの実現を狙いとして、実際の電子コミュニケーション、コラボレーションの記録を分析した事例について述べる。具体的には、会話分析手法(議論モデル (Argument Structure)を用いた電子会話分析手法)について述べ、さらに電子メールおよび対面会議からなる実際のグループ作業の記録(約28人月のプロジェクト)の分析結果について述べ、グループウェア機能の観点から考察する。
- 1996-06-13
著者
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桑名 栄二
NTTソフトウェア研究所
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桑名 栄二
Ntt ソフトウェア研
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桑名 栄二
Nttソフトウェア研究所 日本電信電話株式会社
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坂本 泰久
NTTソフトウェア研究所
-
坂本 泰久
Nttソフトウェア(株)
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