共有ウインドウのアーキテクチャに関する考察
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概要
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ソフトの開発形態に目を向けると開発拠点の地方分散、ソフトの分割開発が行なわれている。またソフト開発作業自身に目を向けると、開発作業は多くのフェーズで複数の担当者によるりアルタイム的な協調作業(連係作業:例えば設計作業、レビュー作業計調整作業など)という性格を持つ。このような、地域的に開発対象物、開発担当者、開発環境が分散し、しかもその作業自身は実時間で脇調的に遂行される環境を支援する概念としてCSCWの共有ウインドウがある。最近、共有ウインドウシステムとして、種々のシステムが試作され、そのアーキテクチャ、ユーザインタフェース条件、システム構築方法などが提案されている。しかし、ユーザ個別の環境と共有ウインドウ環境の制御方式、共有ウインドウとその上で動作するソフト開発支援ツールとのインタフェースなど、明らかになっていない点が多い。本稿では対共有ウインドウシステム(シングルユーザ用のツールを共有するウインドウシステム)の試用から得た問題点をもとに、ユーザの個別環境を実現する共有ウインドウのシステムアーキテクチャについて提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
-
桑名 栄二
NTTソフトウェア研究所
-
小村 誠一
NTTソフトウェア研究所
-
桑名 栄二
Ntt ソフトウェア研
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桑名 栄二
Nttソフトウェア研究所 日本電信電話株式会社
-
柴崎 雅史
NTTソフトウェア研究所
-
柴崎 雅史
Nttソフトウェア研究所サービスソフトウェア方式研究グループ
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