仕様合成オペレータを持つ並行処理記述言語のアクションリファインメント
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概要
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ソフトウェア仕様の発展には初期設計時の詳細化と保守・運用時の機能変更がある.詳細化手法は設計法における重要なコンセプトの一つであり,従来より多くの研究が行われている.一方,ユーザ層の拡大により,システムへの要求を初期設計時に把握することがますます困難となり,運用開始後の仕様変更機能の重要性が増している.このような仕様の発展をサポートするための基本的検討として,二つの仕様を合成するオペレータをもつ並行処理記述言語のアクションリファインメントについて考察する.双模倣同値な二つの仕様は一般にはアクションリファンメント後に双模倣同値にならない.本稿では,上記言語の双模倣同値な仕様がアクションリファインメント後,双模倣同値になるための十分条件を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-09
著者
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