カスタマイズ性の良い業務記述手法の評価
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概要
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ソフトウェア開発・保守・運用業務は多くの人間やシステムがからみあった複雑な共同作業である。近年の計算磯ネットワーク技術の進歩により従来機能別に構築していた支援システムを統合化し、業務全体の流れを一貫してガイドすることが技術的に可能となってきた。このような統合支援システムの実現のためには、業務全体の仕様を正確に記述するための業務モデルが不可欠である。業務は技術・組織・法律などの外部環境の変化に常に適応しなければならない性質のものであるから、初めに設定した仕様に対して段階的・付加的な改善要求が多く発生する。そしてこの改善が全体の動作に支障を与えないことの検証は、人手で行なわれるため考慮もれを招きやすい。そこでこの問題を解決するため、インクリメンタルな手順の記述と実行可能性に関する倹証の計算機支援が可能な業務モデルを提案した。そして小規模な作業実験によりこの効果を確認するとともに、モデルに対するその他の要求条件を明らかにした。
- 1992-02-24
著者
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