分散開発環境における共同作業用ツールの試作 : ダイナミックマルチコネクタ
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概要
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ネットワークの発達とともに遠隔地間での共同作業が必要になってきている。例えば・同じドキュメントを同時に複数の人間に見せたい。・ツールの使い方を画面を見せながら説明したい。などである。このようなことをするためには複数のユーザによるツールの共有が必要である。しかし複数のユーザと同時に通信できるような機能を持つツールは少ない。このようなうなことをツールに手を入れることなく可能にするのがダイナミックマルチコネクタである。これはネットワークに接続された複数のコンピュータを用いて共同作業を実現するための基本的なアプリケーションである。ダイナミックマルチコネクタはツールを端末から独立させることによってツールと端末との自由な接続を可能にするものである。これにより1つのツールを複数の人間で操作したり、逆に1つの端末からの入力で複数のツールを操作することができる。ツールと端末の間の通信にはTCP/IPを使っているのでネットワークを越えた操作ができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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