分散型遠隔ゼミナール支援システムの開発と適用
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概要
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我々は3年前より遠隔ゼミナール支援システムRemoteWadamanを用いて, 遠隔地を結んだゼミナールを実施してきた. その結果, 2地点に各l台のPCを用いて接続し, 1台のPCを学生が交互に用いて発表を行う形式では, 発表者以外の学生の緊張感が低下し, さらに教官と発表者以外の第三者が割り込んで発言しにくいことがわかった. そこで新たに, 1人1台のPCを用いる分散型遠隔ゼミナール支援システムDRWadamanを開発した. このシステムはRemoteWadamanをべースに, さらに, 複数のPCの接続ができるように改良し, 新たに必要な機能を追加したものである. 特に, 第三者(オブザーバ)が質問しやすいように, 質問者用の共有カーソルや共用のチャットを導入し, 第三者の自由な発言を促すようにした. このシステムを大阪大学と鹿児島大学を結んだゼミナールに昨年よリ18回適用し, ビデオ解析とアンケートにより評価した. その結果, 本システムを用いた遠隔ゼミナールでは, 遠隔地からのオブザーバの発言が増加し, よりきめの細かい助言ができることがわかった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-05-19
著者
-
長澤 庸二
鹿児島大学工学部情報工学科
-
湯ノ口 万友
鹿児島大学工学部生体工学科
-
吉野 孝
鹿児島大学工学部生体工学科
-
由井薗 隆也
鹿児島大学
-
湯ノ口 万友
鹿児島大学
-
宗森 純
大阪大学大学院 基礎工学研究科
-
尾崎 公彦
大阪大学
-
長澤 庸二
鹿児島大学
-
由井薗 隆也
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科
-
宗森 純
大阪大学基礎工学部情報工学科
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