遠隔授業支援システムSEGODONの適用と評価 : 半期の完全な支援を目指して
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概要
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インターネットに接続された計算機と比較的安価な入力機器を利用した,40台の計算機を用いる遠隔授業支援システムSEGODONを,一つの講義に対して連続11回適用した.SEGODONでは,そのシステムを開発するための基盤となる通信開発環境の開発から行っている.これは,従来のグループウェアでは考慮されていなかった,1人の講師に対し数十人の学生という主従関係のある一対多のシステム形態に適合した開発環境が新たに必要となったためである.さらに,本システムでは,従来のリアルタイムグループウェアで指摘されているアウェアネスの支援についても数多く考慮している.システムの構築と適用,評価を行った結果,新しく考案したトランジェント型アウェアネス支援の共有一時描画機能は,講師と学生の双方に高く評価された.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-03-22
著者
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宗森 純
和歌山大学システム工学部
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長澤 庸二
鹿児島大学工学部情報工学科
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湯ノ口 万友
鹿児島大学工学部生体工学科
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吉野 孝
鹿児島大学工学部生体工学科
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宗森 純
和歌山大学
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湯ノ口 万友
鹿児島大学
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長澤 庸二
鹿児島大学
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