ヒトのワーキングメモリにおける脳部位間の関連性の検討
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概要
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ワーキングメモリは課題の遂行に必要な情報を一時的に活性化状態で保持しながら, 並列して処理を行うダイナミックな統合システムである.ワーキングメモリの保持には前頭連合野を含めて様々な脳内領域が関与し, 前頭連合野に局在しないという捉え方が重視されている.コヒーレンス解析は, 多チャンネルの脳波データに適用され, 異なる脳部位間の機能的関連を調べることに使われている.本研究は, コヒーレンス解析をEEGとMEGのデータにも適応した結果, 言語性ワーキングメモリの負荷に前頭部-左側頭部-後頭部-頭頂部の脳部位間に関連性があることを示唆した.
- 2002-01-19
著者
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斎藤 正男
東京電機大学先端工学研究所
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田中 慶太
東京電機大学先端工学研究所
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湯ノ口 万友
鹿児島大学工学部生体工学科
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川勝 真喜
東京電機大学情報環境学部
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栫 久美子
鹿児島大学工学部生体工学科
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王 鋼
鹿児島大学工学部生体工学科
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藤原 健一
東京電気大学情報環境学部
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田中 慶太
鹿児島大学工学部
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藤原 健一
鹿児島大学
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斎藤 正男
東京電機大学
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斎藤 正男
東京電機大学工学部
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湯ノ口 万友
鹿児島大学
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斎藤 正男
東京電機大学工学部情報通信工学科
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斎藤 正男
東京電機大 工
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王 鋼
鹿児島大学大学院理工学研究科
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王 鋼
鹿児島大学医学部第二生理学講座
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