2000-DBS-122-9 新鮮度・流行度に基づく蓄積型受信端末の廃棄制御とコンテンツの再構造化

概要

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蓄積メディアの大容量化, 低価格化に伴って, クライアント側でのコンテンツの蓄積が可能となり, ユーザが多様な方法で配信コンテンツを再利用することが可能となる.しかし, 日々絶えずに配信してくるコンテンツと比べて, 蓄積メディアの容量が一定であり, 蓄積の限度があるので, ユーザの再利用目的に応じて蓄積コンテンツの選択, 廃棄制御および構造化が重要である.放送型情報配信システムでは, 配信される情報は時間的に追加もしくは更新され, キーワードなどが予測困難であるので, 従来のキーワードベースの手法では, 新しい情報や話題ニュースを獲得・蓄積困難である場合がある.本論文では, 配信コンテンツの時系列性に基づいてニュース記事の時系列的特徴量(新鮮度・流行度)を定義し, それに基づく蓄積型受信端末でのコンテンツの蓄積・廃棄制御手法を提案する.さらに, 大量な蓄積コンテンツを効率よく呈示するためのコンテンツの再構造化手法を提案する.
一般社団法人情報処理学会の論文
2000-07-26