通信量を考慮したデータウェアハウスの更新反映処理
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概要
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複数の分散された自律的なデータベースを統合する方法としてデータウェアハウス法がある.データウェアハウスは一種の実体化ビューとみなすことができるため,データウエアハウスの更新は実体化ビューの手法を利用できる。しかし,既存の実体化ビューの管理手法では,更新処理に伴う通信量や記億量などのデータウェアハウスで考慮すべき問題にはあまり注目されていなかった.本稿では,実体化ビューに加えて,付加的に中間データを保存することによって,通信量を減らすデータウェアハウスの更新法を提案する.本提案法を用いれば,データウェアハウス本体に記憶しておくべき中間データ量を抑えつつ,通信量を減少させることができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-01-21
著者
-
橋本 昭洋
大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系専攻
-
粕川 雄也
理化学研究所横浜研究所ゲノム科学総合研究センター遺伝子構造・機能研究グループ
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粕川 雄也
大阪大学基礎工学部情報工学科
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橋本 昭洋
大阪大学基礎工学部情報工学科
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中西 通雄
大阪大学基礎工学部情報工学科
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