タンパク質データベースの試作検索機能について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
タンパク質の3次構造データを持つProtein Data Bank(PDB)のデータをもとに,タンパク質を機能の観点から分類したオブジェクト指向データベースを試作した.タンパク質を実際の構造にあわせて複合オブジェクトとして表現でき,スキーマの直観的な理解が容易である.また,検索に用いるSQLでは条件記述が複雑となる場合も,メソッドとしてデータベーススキーマに登録することにより利用者はSQL検索文を簡単に記述できる.現在,本データベース上のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)であるProtein Browserの実装を行なっている.その主な機能として,仮想クラスを用いた効率的な検索,PDBファイルを扱う既存のアプリケーションとのリンクなどがある.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-07-20
著者
関連論文
- マルチエージェントによる異種の分子生物学データベースの統合と検索の実現
- 通信量を考慮したデータウェアハウスの更新反映処理
- 検索処理を高速化するためのデータベーススキーマの設計手法
- 文字列集合における識別文字列を求めるための多項式時間手続き
- タンパク質データベースの試作検索機能について
- オブジェクト指向データベースにおけるビュー機能の試作
- 文字列間の極大共通部分系列を求める線形時間アルゴリズム
- 遺伝的アルゴリズムによるマルチプルストリングアライメント
- 遺伝的アルゴリズムにおけるマルチプル・ストリング・アライメント
- 遺伝的アルゴリズムによる分子系統樹の作成