因子分解法による画像時系列からの形状復元法の検討
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概要
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時系列画像からの対象の形状復元の方法としてKanadeらによる因子分解法がある.この方法では,画像上の点の位置を成分に持つ計測行列を,透視変換に対するある近似を元に,カメラの運動を表現する行列と対象の形状を表現する行列に分解する.Kanadeらの論文では,計測行列の階数に注目して特異値分解を行い,さらに,幾何的制約条件から適合する解を導き出している.しかし,この適合化については詳細に述べられていない.様々な適合化法が考えられるが,それらの選択によっては結果に大きな差があることが分かった.シミュレーションを通して因子分解法の検討を行なったのでその結果を報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-01-20
著者
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