携帯端末に対応した音声対話インタフェースの検討

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概要

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我々はデスクトップ端末と比較してグラフィカルユーザインタフェースの有効性が限定される携帯機器への音声対話インタフェースの導入を検討している。オンラインサービスを対象に携帯機器での音声対話の実現方法を考えると、音声認識および音声合成を行なうサーバーを外部に用意し、携帯機器が音声/データ通信によりサーバーを利用するC/S構成が有効である。また、ユーザの持つユーザインタフェースが多種多様なモダリティを持っていると仮定すると、ユーザが享受するサービスの質(QOS)の総和を高めるにはユーザの所持する機器に合わせてサービス対話に使用するモダリティ、対話モデルを変えることが有効である。我々はC/S構成を基本に、複数の種類の携帯機器により使用が可能であり、携帯機器のもつモダリティに応じた対話戦略を行なう対話型サービスサーバ Dialogue Engineを提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-07-26

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