インタラクティブな情報空間の形成法に関する提案

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概要

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ネットワークの発展と接続端末の機能向上により、従来よりはるかに大量の情報が広域ネットワーク上を流通するようになりつつある。こうした情報流通システムはコミュニケーションの場、ビジネスの場として社会生活の一部を担うことが期待されている。一方、情報量の巨大さとネットワークの広さ、アクセスツールの不十分さのために有用な情報の獲得や提供が困難な場合が多い。本研究は流通する情報に対し、情報の自己組織化技術とリンクの自動生成技術を用いることにより、利用者の行動や情報の生成に応じて変動し、利用者のニーズにあった見え方を提供するインタラクティブな情報空間の実現を目指す。これにより従来の情報流通システムに比べて短時間でより多くの有用な情報を得、また、多くのユーザに情報を提供させることができると考えている。これらの実現手法として、本稿では自己組織化マップ手法と遺伝的アルゴリズムを適用することを提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-05-25

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