言語情報を用いない音声による直接操作インタフェース(特別講演<音インタフェース>)

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概要

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音声入力を利用したシステムでは主に音声の持つ言語情報を利用している.すなわち,音声認識エンジンが音声入力をテキストやコマンドといった離散的なシンボル列に変換し,それを入力としてシステムが動作する.このような方法は,連続音声認識によるテキスト入力や,自然言語によるエージェントとのインタラクションといった目的には適しているが,ユーザの発声から結果のフィードバックまでに時間がかかるために,画面をスクロールするとった連続的かつ機械的な操作には適していない.本論文では,音程や発声の有無といった,音声のもつ音響信号としての側面に注目することによって,機械的な直接操作を効率的に実現する手法を提案する.
2004-07-16

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