情報検索ための片仮名異表記処理(語彙的知識獲得)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
情報検索システムにおいて,文字表記の揺らぎの解消は重要な課題である。この問題を解決するため,適合フィードバック,シソーラスを用いる手法が提案されている。しかし,前者の手法では,日本語検索における片仮名異表記の処理を完全に行うことは困難である。また、揺らぎの可能性のある片仮名表記をすべて辞書に登録することも事実上不可能である。従来もこの問題に着目した研究は行われてきたが,主として片仮名に関するルールを用いて,片仮名異表記を生成する手法であった。本報告では、片仮名異表記の書換え規則を使わず,意味類似度と編集距離を用いたモデルを提案する。予備実験において,提案手法の有用性を確認した。
一般社団法人情報処理学会の論文
2004-07-15

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク