音声・マウス・キーボードを用いたマルチモーダル作図システム

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概要

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VDTを前にして入力を行うような計算機利用環境において、楽に仕事を進めるためのインタフェースの基本原則について検討し、操作労力、操作法の習熟し易さ、システムの透過性という3つの視点から音声言語、マウス、キーボードの入力手段の特長を生かした入力環境をいかに構成すべきか検討した。さらに、音声入力がインタフェースの改善にどのように貢献するかを調べるために2つのマルチモーダル作図システムを作成し、評価実験によって音声を併用することの効果について調べた。この結果、操作時間を約70%に、マウスカーソルの移動距離を約50%に減少でき、音声の併用によって、他の要素を犠牲にせずに操作労力を軽減できることが明らかになった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-03-02

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