多数演算器方式における演算器利用率の向上手法
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概要
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マイクロプロセッサの性能に対する要求は留まるところを知らない。しかしながら, パイプライン処理やスーパースカラ方式による性能向上に限界が見え始めており, 新しい実行方式に関する研究が盛んにおこなわれている。一方ユーザの立場からは, 実行コードの互換性に対する強い要望があり, スーパースカラ方式とのコード互換性を維持しながら数十倍の性能向上を目指す新しい実行方式を議論することが今求められている。我々が注目する多数演算器方式は, 非常に多数の演算器をチップ上に集積し, それらの接続形態を動的に変更することでプログラムの最適な実行を目指す実行方式である。本報告では, 多数演算器方式のフェッチ手法として確率を用いた枝苅りを採用した場合を考え, 演算器利用率の向上を目指す一手法について検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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